賃貸物件を探しているとき、家賃交渉はできるのか気になったことってありませんか?
賃貸借契約というのは、借主と貸主の間で交わす契約になります。そのため、借主から家賃の希望を提示するのは決して悪いことではないのです。
今回は、館山・南房総の某不動産会社で働く営業マンが、家賃交渉をする際のちょっとしたコツやポイントを紹介したいと思います。是非参考にしてくださいね。
家賃を交渉するタイミングについて
賃貸物件を探しているときに良さそうなお部屋があったら大体の方は内見をすると思いますが、そのときに「家賃の交渉ってできそうですか?」と不動産会社に確認してみましょう。
家賃交渉は、契約の前に確認するのがベストです。不動産会社は、入居の申し込みが入ると大家さんに報告をします。
その際に、「家賃を減額して欲しい」といった交渉が入ったら「そんな入居者は断ってくれ」と言われかねません。交渉をするタイミングは、お部屋を決めて契約書を書く前が良いでしょう。
家賃交渉のコツとポイント
基本的に家賃交渉というのは、入居者が大家さんと直接交渉ができない物件がほとんどです。そのため、不動産会社に確認するのが一番の交渉のポイントともいえます。
具体的な金額を提示する
大家さんというのは家賃収入で生計を立てていたり、投資用として所有している方もいます。
基本的に家賃の減額は資産価値を下げる形になりますので、家賃交渉する際は、1,000円~2,000円くらいの小額で具体的に伝えるのがポイントになります。
入居する意思を伝える
仮に家賃交渉がうまくいった場合、その後でキャンセルすることは難しくなります。「このお部屋の家賃が下がれば住みます!」という意思をしっかり伝えるようにしましょう。
新築や人気物件を避ける
築年数10年以下の物件や駅から近い物件などは、基本的に入居希望者が多いです。仮に空室となっていても直ぐにうまるので大家さんも困っていないことが多いです。
新築や人気物件を避けることも家賃交渉を成功させるコツといえます。